連載

歯科助手の仕事ってやっぱりつらい?!|未経験で始めた歯科助手日記(vol.4)

歯科助手のよみもの04

歯科業界の就職・転職のサポートをしている弊社の社員 S本が歯科助手デビューしたときの体験日記です!

歯科助手の仕事ってやっぱりつらい?! 9日目

9日目にもなると、歯科医院内で多くの治療をみることができますし、実際にさまざまな治療のアシストにつくことができます。

すでに私は、一般的な治療(CR、RCT、RCF、形成、セット)のアシスト経験があります。まだ、抜歯のアシストについたことはありませんが、見学したことはあります。

これらの治療の流れは、ある程度、頭の中に入っていて、準備ができるようになってきました。

しかし本日、あらためて、「アシストは難しい」と感じる出来事がありました。

それは....小児歯科の治療アシストです。

私の歯科医院に来る子どもの多くは、歯医者さんを怖がっています。

そのため、席に着く前から泣いてしまったり、席に着いたとしても、口を開けてくれなかったりします。

そのような状況で、もしアシストする人が子どもが怖がること(例えば、大きな音をたてることや痛みを感じさせてしまうこと)をしてしまうと、治療ができなくなってしまいます。

治療ができても、口を大きく開けてくれないために、器具がうまく入らなかったり、大人の患者さんの治療アシストにつくのよりもかなり難しいです。

大人の患者さんは、こちらが治療しやすいように、気を使ってくれていることを感じた瞬間でした。

一番それを実感したのが、子どもの口腔内写真を撮影するときです。

口腔内写真を撮るときは、口腔内がよく見えるように、器具で唇を引っ張ったり、歯の裏側を撮影するために、鏡を口の中にいれたりします。

大人の患者さんだと器具が口の中に入るよう、口を大きく開けるなどして手伝ってくれますが、子どもの場合は、そうはいきません。

そのため、アシストする人がしっかりと器具を扱わないと撮影できません。

普段、治療がスムーズにできているのは「患者さんが協力してくれるから」ということを、忘れないようにしようと思いました。

ただ、大人の患者さんの優しさに甘えるのではなく、患者さんに負荷をかけずにアシストできるように、より技術を磨き、子どもの治療のアシストもスムーズにできるよう、頑張っていきたいです。

S本 新しい役割をもらう 10日目

今日で10日目です。
今日から、新しい役割を任せられることになりました。
それは、【滅菌室の閉め作業】です。

「滅菌室って何?」という人に簡単に説明すると、滅菌室とは治療に使った器具を洗う部屋です。

歯科の治療で使う道具は多くの場合、患者さんの唾液や血液がつきます。

例えば、バキューム一つにしても、患者さんの唾液を吸うので、しっかりと洗う必要があります。
ただ、普通に洗うのではなく、薬液や特別な機械(オートクレーブなど)で器具を洗っていきます。

滅菌室は歯科医院の衛生管理をしっかりとするために、ものすごく重要な仕事です。
閉め作業ひとつでも雑にやってしまうと次の日の衛生管理に影響がでてしまいます。

滅菌室の閉め作業の順番は、歯科医院によって違うので、自分が働いている歯科医院の方法に従って行うのがいいと思います。

こんな感じで、私の歯科助手生活がはじまっていきました。
覚えることは多いですが、その分スムーズに治療のサポートができたときは、とてもやりがいを感じます。

また、患者さんから「新人さんだね!頑張ってね」と声をかけていただくこともあり、勇気づけられることもあります。

患者さんの不安や悩みを聴くことができ、安心させてあげたり、勇気づけられる歯科助手になりたいなと思いました。

ここまで、お読みいただきありがとうございます。

みなさんに歯科助手の仕事について少しでも興味をもっていただけると嬉しいです。

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